表1 硬さ試験方法の一覧

試験法名  料金表番号 分類  記号 試験物 圧子形状  硬さ算出法 
ロックウェル  L15 押込み HR 金属、硬質プラスチックなど 頂角120°円錐(先端0.3 mm)または鋼球(φ1.5875 mm)  試験荷重を加えた後、基準荷重に戻したときのくぼみの深さの差
ビッカース  L16、L17 押込み  HV 金属、セラミックスなど 頂角136°四角錐  圧痕表面積で試験荷重を割って算出 
ヌープ  L17 押込み HK 金属、セラミックスなど 頂角172.5°四角錐(対角線長比 1:7.11)  圧痕表面積で試験荷重を割って算出 
ブリネル  L13 押込み HB 金属など 球(一般に10 mmを使用)  圧痕表面積で試験荷重を割って算出 
ショア  L14 反発 HS 金属など 先端にダイヤモンド半球を取り付けたハンマー  ハンマーを落とした時の跳ね返り高さを元の高さで割って算出 
デュロメータ L19 押込み HD プラスチック、ゴムなど 頂角35°円錐  圧子の押し込み深さ。822 gで押し込み深さ0を100、押し込み深さ2.54 mmで0 
バーコル  L20 押込み HBI プラスチック、FRP、金属など 頂角26°円錐  圧子の押し込み深さ 
超微小硬さ L25 押込み HTL 薄膜、試料表層 頂角115°ダイヤモンド三角錐 圧子の押し込み深さ