疲労破壊という現象は、簡単に言いかえると「繰り返しの力によって小さな亀裂が少しづつ進展して起きる破壊」です。つまり、亀裂が進展するほどの負 荷がかからないよう充分な強度で設計がされていれば本来はどのような製品でも疲労破壊は発生しないはずです。しかし、現実には世の中の機械構造物の7~8 割は疲労破壊で破損していると言われます。しかも、亀裂の進展は目視確認が非常に難しいため、一見して疲労破壊は突然発生します。このような疲労破壊によ る重大事故を未然に防ぐため、近年ますます疲労試験による強度確認の重要性が増しています。
今回の講習会では、疲労破壊のメカニズムや疲労試験の基礎を学んでいただいた後、実際にセンターで所有する疲労試験機を操作していただきます。3台の試験機の使い分け方や利用のコツについて、様々な経験を職員から直接お聞きいただけます。
平成27年(2015年)2月3日(火)13:30~16:30
滋賀県工業技術総合センター
〒520-3004 滋賀県栗東市上砥山232 TEL:077-558-1500
交通案内 https://www.shiga-irc.go.jp/access/
【1】 講習会(13:30~15:10)
・疲労試験をはじめるまえの基礎ちしき
・センターが所有する疲労試験機の特長-3台の共通点と使い分け-
・実習前の操作手順説明
【2】 実習(15:20~16:15)
・実機を用いた操作練習 ※実験棟は非常に寒いので防寒対策は万全に※
【3】 質疑応答(16:15~16:30)
滋賀県工業技術総合センター 機械電子担当 岡田太郎
無料
15名
定員に達しましたので募集を締め切りました。ありがとうございます。
平成27年(2015年)1月27日(火)
滋賀県工業技術総合センター 機械電子担当 岡田太郎
〒520-3004 滋賀県栗東市上砥山232
TEL:077-558-1500