酒井一昭( さかいかずあき

専門分野
機械設計 計測評価 品質工学
技術支援
開放機器(強度試験・精密測定)、相談指導など

研究

機械要素等の駆動特性に関する評価検討

概要
(1)ステンレス鋼の面圧負荷状態における摺動特性について/ 摺動部品のかじりと呼ばれる凝着凝着現象は押圧加重、摺動速度、材質、硬さ、表面粗さ等多くの要因が複雑に絡んでおり、定量的な評価が困難であった。これについて、過去に実施した多くのデータを品質工学的に検討し、高精度な評価結果を得た。
実績
論文(1):「SUS部材の面圧負荷状態における摺動特性の評価」品質工学 Vol.10 No.4(2002.8):酒井一昭/滋賀県工業技術総合センター・中山勝之/(財)滋賀県産業支援プラザ・越山 卓/QEM越山事務所 ・矢野 宏/(財)日本規格協会

機械要素等の形状精度の向上に関する計測評価

概要
1)マハラノビス・タグチシステム(MTS)法を用いた丸形蛍光ランプの外観評価/ 丸形蛍光灯の検査工程において、人間による目視検査から安定した自動検査に変更して成果を上げた事例。管の径、太さ、真円度等の多くの外観計測データをMTSにより解析し、外観を高精度に評価できる検査装置を開発できた。
実績
論文(1):「MTSによる環状蛍光ランプの外観評価」 品質工学 Vol.8 No.5(2000.10):酒井一昭、中山勝之/滋賀県工業技術総合センター・越山 卓、今西音和/(株)NECライティング