当センターでは金属3Dプリンタ「金属粉末積層造形装置(DED方式)」など複数の3Dプリンタを保有しております。そして、それらの3Dプリンタを扱うには元となる3Dモデリングデータが必要となります。そのモデリングデータを作成するソフトウェアをCAD(Computer Aided Design)と呼び、そのモデリングデータの機械的性能などを造形前にシミュレーションするソフトウェアをCAE(Computer Aided Engineering)と呼びます。3Dモノづくりでは、これらの装置・ソフトウェアを組み合わせることが重要となります。
そこで今回は本年度導入した「金属3D用設計支援システム(SOLIDWORKS/SOLIDWORKS Simulation)」を用いた以下の研修会を開催します。デモンストレーションではトポロジー最適化などCAEをメインに実施します。
3Dモノづくりへの挑戦をご検討の方、最新の知見や3Dモノづくりにおける掴みどころを得たい方を対象とした講習です。お気軽にご参加ください。
なお、本セミナーはWEB開催方式となります。事前にZoomアプリのインストールを推奨いたします。お申込みいただきました方にはWEBセミナー招待メールを送付いたします。
令和3年 12月7日(金)13:15 ~ 14:50
WEBセミナー(Zoom)
①講演「3次元CADのメリット/設計者が解析をするべき理由」(13時15分~13時45分)
講師:ソリッドワークス・ジャパン株式会社 西日本営業部
テリトリーセールスマネージャー 七田 浩一 氏
昨今の日本ではまだまだ2DCADが主流ではあるものの、徐々に3DCADへ移行を進められている企業もあります。
なぜ2DCADで業務がまわっているのに、3DCADに移行を各企業進められているのか?
その辺りをふまえ、3DCADのメリットとともに、設計者が解析をするべき理由についてご紹介します。
②講演会・デモ「SOLIDWORKS Simulationで実現する設計最適化」(13時50分~14時50分)
講師:ソリッドワークス・ジャパン株式会社 営業技術部
プロダクトテクニカルセールス課 課長 島村 知子 氏
近年の製品開発では従来の品質を確保しながら、低コストで省エネルギー化した開発がより強く求められています。
SOLIDWORKS Simulationでは相反する要求をクリアするための設計指針となる、設計の最適化機能が搭載されています。
このセッションではSOLIDWORKSで利用可能な最適化解析の種類とその違い、利用に必要な基礎知識を解説いたします。
無料
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※お申込は下記フォームよりお願いします。
ホームページ上の下記のお申込みフォームからお申し込みください。
【申込締切:令和3年 12月3日(金)】
滋賀県工業技術総合センター 柳澤、斧(おの)、今田
〒520-3004 滋賀県栗東市上砥山232
TEL:077-558-1500 FAX:077-558-1373
金属3Dプリンタを活用した3Dモノづくりに関連する技術について、情報共有や先行試作などの活動を通じて、県内企業の3Dモノづくり技術の向上を目的とした、滋賀3Dイノベーション研究会を設立しました。
つきましては、会員企業を募集中ですので、金属の積層造形にご関心のある方は、下記HPもご参照ください。
「滋賀3Dイノベーション研究会」HP