外村 圭資
- 専門分野
- 金属材料、元素分析、シミュレーション解析、塑性加工
- 技術支援
- 主担当機器:ICP発光分析装置、炭素・硫黄同時定量分析装置、固体発光分析装置、自記分光光度計、
- 複合サイクル試験機、鋳造シミュレーション解析
研究テーマ
鋳造シミュレーションを用いた湯回り不良の改善
- 期間
- 令和7年度
- 概要
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3Dデータを活用した高効率鋳造技術の確立の一環として、鋳造シミュレーションを用いた鋳造製品の湯回り不良の改善を試みた。共同研究先の企業では、青銅製ねじ込み形仕切り弁の弁箱の鋳造において、湯回り不良が約20%の割合で発生していた。解析と実験を行った結果、連続注湯時の溶湯温度の低下によって製品部充填中に液相線温度以下となり、湯回りが悪くなったと推察された。既存型の湯口比において湯道面積が文献で適するとされる比率よりも小さかったことから、湯道を広げた3Dデータを作製してシミュレーションを行った。その結果、注湯温度が低い場合でも製品部充填中の液相線温度以下の分布時間を短縮できた。鋳型を改良し、鋳造実験を行ったところ、湯回り不良発生数は0となり、シミュレーション結果の有効性が実証された。
- 実績
- 共同研究先における改良型の採用

