熱分析は高温におけるセラミックスの挙動や性質を知るうえでは欠かせない手法であり、熱重量示差熱同時測定装置(TG-DTA)や熱膨張測定装置は原材料の脱水や酸化分解温度、減量率などの測定や、焼結時の膨張率と収縮率や高温時の形状変化を測定することにより、材料開発だけでなく、製造プロセス開発や品質管理においても重要な役割を果たします。
今回は昨年度に導入しました「高感度差動型示差熱天秤および高精度熱膨張計」を皆さまの研究開発や製品開発、品質管理などにご活用いただけるよう以下の研修会を開催します。基礎から学びたい方、今まで使ったことはあるが、改めて学び直したい方、最新の装置についてご興味のある方などを対象にした研修です。ご興味のある方は奮ってご参加ください。
なお、当日の会場では、感染症予防対策として参加者のマスク着用をお願いします。体調不良(風邪症状、発熱、倦怠感等)の方や、2週間以内に海外から帰国の方は、参加を控えてください。当日は十分な座席間隔の確保、換気、アルコールによる消毒を行うことについてご理解・ご協力をお願いいたします。状況によっては、オンライン開催への変更、開催の延期や中止となることもあります。
内容
1.講習会 |
13:15~14:45 |
TG-DTAおよび熱膨張測定の基礎と活用 |
2.実習 |
15:00~16:30 |
高感度差動型示差熱天秤および高精度熱膨張計による実習(デモ) |
日時
令和3年(2021年)10月22日(金)13:15~16:30
場所
滋賀県工業総合技術センター信楽窯業技術試験場 2F会議室
参加費
無料
定員
技術講習会:10名(先着順)
実習:6名(先着順)
その他
実習は2グループ交代制でおこないます。
申し込み
下記フォームよりお申し込みください。
お問い合わせ先
滋賀県工業技術総合センター 信楽窯業技術試験場 植西・神屋
TEL 0748-82-1155