赤外線サーモグラフィ(赤外線温度分布測定装置)は、物体表面の温度分布を離れたところから非接触でリアルタイムかつ広範囲に映像化する装置です。
サーモグラフィによる温度測定は、電気・電子、自動車、化学をはじめとした様々な研究開発分野や電力設備、工場設備、建物などの設備・構造物診断で活用されています。近年では感染症対策の一環として体表温度から、発熱の疑いのある人を非接触でリアルタイムにスクリーニングし、 空港・港湾の水際対策や、病院、学校、公共施設、企業などで利用されています。
本技術研修では、サーモグラフィを使用した温度分布測定の原理とその活用分野についての講習会と、実機を用いたデモ形式の実習を開催いたします。サーモグラフィを研究開発等へご活用いだけるよう、サーモグラフィについて知っていただければと思いますので、奮ってご参加ください。なお、本技術研修は「感染症対策材料の開発支援」事業の一環として実施されます。
日時
令和5年(2023年)8月30日(水) 13:30~16:00 (受付13:00~)
内容
【技術講習会】
〇13:30~15:00『 サーモグラフィの基礎と活用について 』
講師:日本アビオニクス株式会社 センシングソリューション事業部 営業部 西日本支店 宮川 修一 氏
・温度、赤外線の基礎と測定原理
・放射率について、放射率の決め方など
・測定のポイント、注意点
・サーモグラフィの活用分野、事例紹介
【実習】
〇15:15~16:00『 サーモグラフィによる温度分布測定 』
講師:日本アビオニクス株式会社 センシングソリューション事業部 営業部 西日本支店 宮川 修一 氏
・使用機材:赤外線サーモグラフィカメラ InfReC R550Pro
定員
講習会:15名程度
実 習:10名程度
参加料
無料
リーフレット
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お申込み
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お問い合わせ先
滋賀県工業技術総合センター信楽窯業技術試験場 植西、神屋
〒529-1804 滋賀県甲賀市信楽町勅旨2200-5 TEL:0748-83-8700