山田恵( やまだめぐみ

専門分野
繊維(被服科学)
技術支援
繊維の物性評価等

研究

ブランドの創生を目指した繊維地場産品の開発と発信

期間
平成29年度~
概要
 滋賀県から全国に向けて、浜ちりめん(長浜市)、近江の麻(湖東地域)、高島ちぢみ(高島市)といった繊維地場産品と地場産業を発信し、県内外にこれらを周知する事業を行っている。
 (県内3産地の浴衣用生地の試作提案)

県内3産地の糸を用いた交織織物の試作

期間
平成26年度
概要
 滋賀県には、絹、麻、綿の3つの天然繊維の織物産地があり、どの織物も表面にしぼがある特徴がある。これらの3産地の糸を組み合わせて一つの織物を作ることで(交織)、表面の凹凸感や光沢感、色味などさらに多様性を持った、表面に表情のある生地を試作することができた。

ヨシ入り繊維製品の素材開発と性能評価

期間
平成20~24年度
概要
 琵琶湖由来のヨシ糸と高級和服地である浜ちりめんの技術を用いた、滋賀ならではのエコ素材の開発を行った。(ヨシ入り着物と帯地の試作、ヨシ糸と絹糸の染色差を活かした素材開発、撚糸による染色効果とからみ織の検討)

浜ちりめんの洋装化に関する研究

期間
平成17~22年度
概要
感性評価(アンケートや手触り評価などの主観評価)や物性評価をもとに、❝浜ちりめん❞の素材・技術を活かしたブラックフォーマル用浜ちりめんの開発に取り組んだ。
実績
H19,20,21 日本繊維製品消費科学会年次大会 代表発表者:滋賀県立大学人間文化学部森下あおい准教授

繊維製品の快適性評価に関する研究

期間
平成16~19年度
概要
〔布団の快適性評価について〕 産地企業の布団の形状や素材に注目し、生理量、心理量、物理量の各面から実験・測定を行い、心理的な安心感や熟睡への効果等の客観的な指標を得ることで、布団の快適性評価法を検討した。
実績
H18 日本睡眠学会年次大会 ポスター発表

各種材料の力学的な物性評価(引張り・圧縮等)や繊維関係の一般的な試験等のご相談に対応させていただいています。