様々な試料の評価を行ううえで、試料の形状観察と元素の含有量、元素の分布情報を把握する必要があります。これらの元素情報を得るために特性X線を利用した元素分析装置が使われていますが、いくつかの種類があり、それぞれに使用法上のメリット、デメリットがあります。
本講習会では、蛍光X線分析装置の一種であるX線分析顕微鏡(XGT)と、電子顕微鏡付属エネルギー分散型X線分析装置(SEM-EDX)の原理、用途、分析例と、両装置の使い分けについての解説と、分析の実習を行い、それぞれの特徴を把握していただきます。
これから装置を使用しようと思っておられる方、より装置を使いこなしたい方などのご参加をお待ちしております。
平成29年7月12日(水)10:00~16:00
滋賀県工業技術総合センター
〒520-3004 滋賀県栗東市上砥山232 TEL:077-558-1500
交通案内 https://www.shiga-irc.go.jp/access/
講義:
X線分析顕微鏡(XGT)と、電子顕微鏡付属エネルギー分散型X線分析装置(SEM-EDX)の原理、用途、分析例と、両装置の使い分けなど
実習:
XGT:実試料のポイント分析による元素定性・定量、マッピング分析による元素分布確認の流れ
試料:電子基板、食品中の金属異物、ガラスなど
SEM-EDX:電子顕微鏡による試料観察、ポイント分析による元素定性・定量、マッピング分析による元素分布確認の流れ
試料:食品より取り出した金属異物、めっき断面、鉱物など
株式会社 堀場テクノサービス 分析技術センター 分析センターチーム 中野ひとみ氏、阪口真以氏
無料
20名 (※現在は講義のみ募集中。実習はキャンセル待ちとなります。)
下記のお申し込みフォームからお申し込みください。
平成29年7月10日(月)
滋賀県工業技術総合センター 無機材料係 前川
〒520-3004 滋賀県栗東市上砥山232
TEL:077-558-1500