金属加工分野において、「AM技術」(Additive Manufacturing,付加製造技術)や「3Dモノづくり」というキーワードを目にするようになって、久しいものです。一般メディアなどでも触れられる機会が多いこれらを実現するのが「金属3Dプリンタ」であり、その造形手法にも様々なタイプが存在し、将来に向けて様々な金属AM技術がさらなる発展と実用化に向けた動きを活発化しています。
今回は日本電産マシンツール株式会社様より金属3Dプリンタおよびその造形安定化のためのモニタリングシステムについてご紹介いただきます。後半では、滋賀県立大学の田邉裕貴教授より造形物の評価技術の観点からご講演いただきます。
また本技術研修は滋賀3Dイノベーション研究会と共催となっております。そのため、研究会会員のみ参加可能な内容も一部ございますのでご了承ください。
時節柄ご多忙とは存じますが、是非ご参加ください。
令和4年 3月3日(木)13:30 ~ 16:40
日本電産マシンツール株式会社
〒520-3080 滋賀県栗東市六地蔵130番地
※今回の会場は滋賀県工業技術総合センターではありませんのでご注意ください
本セミナーでは感染症予防対策としてマスク着用をお願いします。体調不良(風邪症状、発熱、倦怠感等)の方や、2週間以内に海外から帰国の方は、参加を控えてください。当日は十分な座席間隔の確保、換気、アルコールによる消毒を行うことについてご理解・ご協力をお願いいたします。状況によっては、開催の延期や中止となることもあります。
第一部
〇講演「仮・金属3Dプリンタとモニタリングシステムについて」(13:30~14:10)
講師:日本電産マシンツール株式会社 技術本部 微細加工グループ 倉本 博久 氏
概要:DED方式金属3Dプリンタとその造形安定化を目指したモニタリング・フィードバック機能のご紹介。また、同社のバインダージェット方式金属3Dプリンタについても併せてご紹介いただきます。
〇見学「金属3Dプリンタおよびモニタリングシステムの見学」(14:10~14:50)
第二部
〇講演「仮・材料の非破壊検査手法について」(15:00~15:50)
講師:滋賀県立大学 工学部 機械システム工学科 田邉 裕貴 教授
概要:金属3Dプリンタによる積層造形物に限らず、金属製品中のき裂や空孔などの欠陥は、例えば疲労強度特性などに大きな影響を及ぼします。これらの欠陥に対する非破壊検査手法について、ご紹介いただきます。
第三部(※滋賀3Dイノベーション研究会会員のみとなります)
〇令和3年度第3回滋賀3Dイノベーション研究会例会
・研究会先行試作報告(16:00~16:30)
・研究会の来年度に向けてのご連絡(16:30~16:40)
無料
30名(先着順)
こちらをクリックしてください
※お申込は下記フォームよりお願いします。
ホームページ上の下記のお申込みフォームからお申し込みください。
【申込締切:令和4年 3月1日(火)】
滋賀県工業技術総合センター 斧(おの)、柳澤、今田、藤井
〒520-3004 滋賀県栗東市上砥山232
TEL:077-558-1500
金属3Dプリンタを活用した3Dモノづくりに関連する技術について、情報共有や先行試作などの活動を通じて、県内企業の3Dモノづくり技術の向上を目的とした、滋賀3Dイノベーション研究会を設立しました。
つきましては、会員企業を募集中ですので、金属の積層造形にご関心のある方は、下記HPもご参照ください。
「滋賀3Dイノベーション研究会」HP