平野真（ひらのまこと）

専門分野: 音響計測、信号処理、自動計測
技術支援: 振動試験、ノイズ試験、音響計測、電気計測、他。

研究

信号処理を用いた異常診断技術に関する研究

概要: 異音検査における良否診断の効率を上げるため、検査対象物の音と周囲の雑音を分離する。工場内のように様々な装置がある環境下では、検査対象物の音のみを集音することは困難であり、周囲の雑音も同時に観測されてしまい、異音検査の判定を誤り易いという問題がある。独立成分分析により音源分離を行い異音の検出率を向上させる。

機械異常音検査装置を開発するための支援システム構築に関する研究

概要: 設備の異常診断や製品の良否診断として、各検査現場の多種多様な要望に応えるためには、個々の検査ニーズに合致するようにカスタマイズできる支援システムの提供が必要である。本研究は、簡便に異常音検査を行うことのできるような支援システムの構築を目指す。

機械異常音検査のための音源探査に関する研究

概要: 複数マイクロホンの同時入力と信号処理ソフトウェアを活用し、機械から発生する突発音や移動音源に対して異常音検査を行うシステムを目指す。

製品動作音の音質評価技術に関する研究

概要: 騒音低減に対する人の感じ方を評価するため、主観評価および定量化を試みる。

深層学習を用いた動作音解析に関する研究

概要: 人の耳で判断している音の官能検査にディープラーニングを適用し、工場等現場での実用性を検証する。

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