信楽窯業技術試験場では、県内窯業の後継者を養成する目的で一年間の研修を行っています。この研修制度は昭和48年に開始され、現在は大物ロクロ成形科、小物ロクロ成形科、素地釉薬科、デザイン科が設置されています。これまでに修了した研修生は500名を超え、関係業界で経営者、技術者、製品開発者などの立場で活躍しています。
1 養成科目
大物ロクロ成形科
大物ロクロ成形とは、全国の陶磁器産地でも数少ない大物陶器製品を電動ロクロにより成形する、信楽の伝統技術です。
小物ロクロ成形科
小物製品を短時間で正確にロクロ成形する技術習得を目的とします。修了製作時には、デザインから焼成までを一貫して行います。
素地釉薬科
素地・釉薬の調合、焼成や分析等の技術習得を目的とします。自由課題ではそれぞれの目的に合った研究を行います。
デザイン科
機械ロクロや鋳込みなど、型を使った成形技術、シルクスクリーン印刷等の加飾技術の習得を目的とします。
2 募集人員
秋試験:10名程度、冬試験:5名程度
3 研修場所
滋賀県工業技術総合センター信楽窯業技術試験場
4 研修期間
各科とも令和2年4月1日から令和3年3月31日まで
5 出願資格
県内在住者または県内において窯業に従事している者もしくは従事しようとする者。
6 受講料
月額4,250円
7 試験日時および場所
- 日時
- 《秋試験》令和元年11月6日(水) 午前9時から
- 《冬試験》令和2年2月5日(水) 午前9時から
- 場所
- 滋賀県工業技術総合センター信楽窯業技術試験場
滋賀県甲賀市信楽町長野498番地
- 滋賀県工業技術総合センター信楽窯業技術試験場
8 試験方法
- 面接試験
- 作文
- 適性検査
9 出願書類
- 願書 (滋賀県工業技術総合センター信楽窯業技術試験場において交付する所定の用紙を使用すること。)
- 履歴書 (最近6か月以内に撮影した写真を貼付すること。)
10 願書受付期間および受付場所
- 受付期間
- 《秋試験》令和元年10月1日(火)午前9時から令和元年10月31日(木)午後5時15分まで(必着)
- 《冬試験》令和2年1月9日(木)午前9時から令和2年1月31日(金)午後5時15分まで(必着)
- 受付場所
- 滋賀県工業技術総合センター信楽窯業技術試験場
〒 529-1851 滋賀県甲賀市信楽町長野498番地
電話 0748-82-1155
- 滋賀県工業技術総合センター信楽窯業技術試験場
11 受験料
無料
12 研修生合格者の発表
- 《秋試験》令和元年11月下旬(郵送のみ)
- 《冬試験》令和2年2月下旬(郵送のみ)