【会場展示・VR展示】開所記念展 信楽窯業技術試験場のあゆみ[1901-2022]

信楽窯業技術試験場では、新庁舎の開所を記念し、試験場の前身・模範工場時代からの試験場のあゆみを試作品や参考作品、関係資料などを通して紹介する展示を開催しています。
■期間:令和4年10月7日(金)〜
■時間:9:00〜16:30
■場所:信楽窯業技術試験場 本館1階 展示交流スペース

開催概要

■期間:令和4年10月7日(金)〜   

■時間:9:00〜16:30 

■場所:滋賀県工業技術総合センター信楽窯業技術試験場 本館1階 展示交流スペース

 

 滋賀県工業技術総合センター信楽窯業技術試験場(以下試験場)は、今年10月7日に滋賀県立陶芸の森(以下陶芸の森)の隣地に移転、新たな歴史の一歩を踏み出しました。

 1927(昭和2)年の創設から今年で95年。戦前の世界恐慌と第二次世界大戦から、戦後の復興・高度経済成長期、そして平成のバブル経済の崩壊など、今日までおよそ百年にわたり試験場は産地とともに幾多の困難を乗り越えてきました。時代の変遷とともに産地の試験場の統合が進むなかでの新築移転は、地元産業界の期待の表れともいえるでしょう。

  世界的なコロナ禍を転機に、生活への意識が変化しつつあります。手仕事の魅力を活かしたクラフトや〈昭和レトロ〉への関心の高まりは、現代のトレンドといえるでしょう。今春には、戦後信楽のクラフト運動をテーマにした移転記念展を陶芸の森と共催で開催しました。その成果を活かして、いま最新技術を用いた過去の試作品のリプロダクトも試みています。

  前身・模範工場の設立から120年。陶産地・信楽の近代化のなかで、試験場はいかなる課題に直面しどう対処してきたのか。本展示では、陶芸の森の企画協力のもと、模範工場時代からの試験場のあゆみを試作品や参考作品、関係資料などを通して紹介します。

バーチャル展示

 バーチャル展示も実施しておりますので、そちらもご覧ください。バーチャル展示会場はこちら

 (協力:信楽陶器工業協同組合)