微斜長石

IndoMi-Pattern.jpg

原料について

 インド長石である。カリ長石ではあるが、20%程度の曹長石も含んでいる。

回折パターンの見方

 ・27.5°に最強線が現れるのは、正長石と同じである。他ピークの強度は低く、26.4°で最強線の約11%である。正長石よりも
  パターンはやや複雑になる。
 ・共存する曹長石ピーク(27.9°)の強度は、微斜長石の27.5°に対して約22%である。
 ・正長石との判別は29°から30°付近の(131)ピークを見るのがわかりやすい。この場合は29.5°で、微斜長石となる。

関連データ

 ICDDカードは19-926,19-19-932などである。