「AM技術」(Additive Manufacturing,付加製造技術)や「3Dモノづくり」というキーワードが叫ばれて久しいものです。一般メディアなどでも触れられる機会が多いこれらを実現するのが「3Dプリンタ」であり、造形可能な材料の違いはもちろんのこと、造形手法にも様々なタイプが存在します。それぞれに得手不得手を含めた特徴があり、用途に応じた使い分けが必要です。
今回は、昨年度滋賀県工業技術総合センターに新たに導入した大型樹脂3Dプリンタ(FDM方式)および金属3Dプリンタ「金属粉末積層造形装置(DED方式)」を皆さまの研究開発などにご活用いただけるよう、丸紅情報システムズ株式会社さまと三菱重工工作機械株式会社さまのご協力のもと、以下の講習会を開催します。
3Dモノづくりへの挑戦をご検討の方、最新の知見や3Dモノづくりにおける掴みどころを得たい方を対象とした講習です。お気軽にご参加ください。
令和元年 8月6日(火) 14:00 ~ 17:00
滋賀県工業技術総合センター2F 大研修室
(〒520-3004 滋賀県栗東市上砥山232)
https://www.shiga-irc.go.jp/access/
第一部:技術講習会
①「3Dプリンター「Fortus450mc」の概要-樹脂材料の特徴と活用方法-」(14時05分~14時50分)
講師:丸紅情報システムズ株式会社 製造ソリューション事業本部
モデリングソリューション技術部 アプリケーション推進課
スペシャリスト 丸岡 浩幸 氏
樹脂3Dプリンタ業界の最新情報やFDM方式の樹脂3DプリンタStratasys社製 Fortus 450mcについてご紹介いただきます。
②「金属3Dプリンタの市場、技術動向とDED方式金属3DプリンタLAMDAのご紹介」(15時00分~15時45分)
講師:三菱重工工作機械株式会社 技術本部 副本部長 二井谷 春彦 氏
金属3Dプリンタ業界の最新情報や開発製品であるDED方式金属3DプリンタLAMDAについてご紹介いただきます。
第二部:実習・デモンストレーション(16時00分~17時00分)
〇大型樹脂3Dプリンタ(Stratasys社製 Fortus 450mc,FDM方式)
〇金属粉末積層造形装置(三菱重工工作機械株式会社製 LAMDA200,DED方式)
新たに導入した装置を用い、造形条件の検討手法や造形時のポイントなどを学んでいただきます。
無料
第1部 60名(受付を終了しました)
第2部 15名(申込多数の場合、1社からの参加者を代表お一人と調整させていただきます。何とぞご容赦ください)
※第2部の実習(デモ)はご好評につき、一旦申し込みを締め切らせていただきます。
こちらをクリックしてください(PDFファイル:320KB)
※お申込は下記フォームよりお願いします。
ホームページ上の下記のお申込みフォームからお申し込みください。
【申込締切:令和元年 8月2日(金)】
滋賀県工業技術総合センター 斧(おの)、柳澤、山下
〒520-3004 滋賀県栗東市上砥山232
TEL:077-558-1500 FAX:077-558-1373
金属3Dプリンタを活用した3Dモノづくりに関連する技術について、情報共有や先行試作などの活動を通じて、県内企業の3Dモノづくり技術の向上を目的とした、滋賀3Dイノベーション研究会を設立しました。
つきましては、会員企業を募集中ですので、金属の積層造形にご関心のある方は、下記HPもご参照ください。
「滋賀3Dイノベーション研究会」HP