「AM技術」(Additive Manufacturing,付加製造技術)や「3Dモノづくり」というキーワードを目にして久しいものです。新しいモノづくりの手法であるこの積層造形において、それを支える技術の中で、大きな割合を占めるのが原料である合金粉末です。造形物の機能的特性や物理的特性、そしてAM技術のさらなる発展のためにも、原材料である粉末の特徴を知ることは大切です。
今回は、昨年度滋賀県工業技術総合センターに新たに導入した金属3Dプリンタ「金属粉末積層造形装置(DED方式)」を皆さまの研究開発などにご活用いただけるよう、株式会社金属積層造形サポートシステムさまご協力のもと、以下の研修会を開催します。
3Dモノづくりにおけるキーポイントである原材料粉末をはじめとした材料の掴みどころを得たい方を対象とした研修です。お気軽にご参加ください。
令和元年 12月10日(火) 13:00 ~ 14:40
滋賀県工業技術総合センター2F 大研修室
(〒520-3004 滋賀県栗東市上砥山232)
https://www.shiga-irc.go.jp/access/
①「金属積層3Dプリンタの使用材料(AM用金属粉末について)」(13時05分~13時50分)
講師:株式会社金属積層造形サポートシステム 技術部部長 西田元紀 氏
AM技術概要を交えながら、AM用金属粉末の製法や特性評価方法、積層造形におよぼす粉末特性についてご紹介いただきます。
②「金属積層造形サポートシステム(MAMSS)についてご紹介」(14時00分~14時30分)
講師:株式会社金属積層造形サポートシステム 技術部部長 西田元紀 氏
TRAFAM(技術研究組合次世代3D積層造形技術総合開発機構)の事業成果である金属積層造形に必要不可欠なレシピなどのデータ管理や提供などのサービスを交えながら、積層造形において着目すべきポイントをご紹介いただきます。
③「滋賀3Dイノベーション推進事業の紹介」 (14時30分~14時40分)
金属3Dプリンタなどを活用した3Dモノづくりに関連する技術について、情報共有や先行試作などの活動を通じて、県内企業の3Dモノづくり技術の向上を図ることを目的に本年度設立しました「滋賀3Dイノベーション研究会」について紹介します。
無料
60名
こちらをクリックしてください(PDFファイル:320KB)
※お申込は下記フォームよりお願いします。
ホームページ上の下記のお申込みフォームからお申し込みください。
【申込締切:令和元年 12月6日(金)】
滋賀県工業技術総合センター 斧(おの)、柳澤、山下
〒520-3004 滋賀県栗東市上砥山232
TEL:077-558-1500 FAX:077-558-1373
金属3Dプリンタを活用した3Dモノづくりに関連する技術について、情報共有や先行試作などの活動を通じて、県内企業の3Dモノづくり技術の向上を目的とした、滋賀3Dイノベーション研究会を設立しました。
つきましては、会員企業を募集中ですので、金属の積層造形にご関心のある方は、下記HPもご参照ください。
「滋賀3Dイノベーション研究会」HP